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ニッチな趣味

 こんにちは、本社1階事務のM田です。
 突然ですが、今じわじわと流行しているものがあります。
人を選ぶものではありますが、私もそれを趣味の一つとし、特集が組まれている書籍は
積極的に購入しています。
 何かというと、廃墟です。あと、かつては汽車を載せて利用されていたが現在はレール
だけが残された廃線も大好きです。それから日本刀にまつわる歴史やロマンも趣味の一つと
していますが、それはまた別の機会に。
 皆様は、旧摩耶観光ホテルという建物をご存知でしょうか。神戸市灘区に現存する、
90年前に建設された、ケーブル会社の福利厚生施設として営業されていたものです。
最初は摩耶倶楽部という名でしたが、第二次大戦前からその後も次々と名を変え、
平成6年ごろまで稼働していました。
 しかし、台風や阪神大震災の影響で建物に致命的な損傷を受け、それから今日に至るまで
長らく放置されています。外観はアールデコ調で、在りし日の姿はまるで軍艦のようで
あり、「軍艦ホテル」とも呼ばれていました。
 現在は内部が荒れ果て、床が抜け危険な箇所も多いために立ち入りは禁止されています
が、摩耶ケーブルの道中でその姿を眺めることは出来ます。
 最近ですと海外のアーティストがプロモーションビデオの撮影に使用したり、
映画『デスノート』で酷似したセットが登場したりしています。文学のお好きな方なら、
谷崎潤一郎が著した『猫と庄造と二人のをんな』でご覧になられたこともあるかと
思います。
 さて、この旧摩耶観光ホテルを、このたび保存して行けないかとプロジェクトが立ち
上がったそうです。私も先日ニュース番組でこのプロジェクトの存在を知りました。
 私は廃墟が好きなもので、端島(軍艦島)にも7年ほど前に上陸したことがあります
(当時は上陸手段が限られたために無断で島に向かう人も多かったですが、私はもちろん
正規の手続きを踏んで上陸しています)。その数年後に世界遺産として登録され、そして
今回は旧摩耶観光ホテルが日の目を見ようとしている。ちょっと先見の明があるかな?
 ふふん、とか思ったりしています。
 建物を建設するお仕事をしていながら、廃墟が趣味というのは自分の中でも矛盾を感じる
ところですが、ノスタルジーといいますか、詫び寂び、あるいは郷愁に浸るのが好きなのだ
と思います。日本人で廃墟に惹かれる人は、特にそういう感性に響くものがあるのでは、
と以前廃線を管理保存している方が仰っていましたが、分かる気がします。


 今回のプロジェクトでは、支援する金額によっては、内部に立ち入ることも可能とのこと
です。ご興味のある方は、「摩耶観光ホテル クラウドファンディング」で検索を掛けると
出て来ますので、ご覧になられてはいかがでしょうか。私もいずれかの金額を支援しようと
思います。
 ゆくゆくはこの摩耶観光ホテルが、軍艦島のように人びとに愛される観光地となることを
願っています。
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